Web3やAI時代に欠かせない存在として注目を集めている「CESS Network(Cumulus Encrypted Storage System)」。本記事では、CESSの概要、過去の実績と今後のロードマップ、そして現在実施中のテストネット&エアドロップ参加方法をわかりやすく解説します。
※免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。
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CESS Networkとは?

CESSは、分散型クラウドストレージとコンテンツ分散型配信ネットワーク(CD²N)を統合した、Web3時代のための次世代データインフラです。独自のLayer1ブロックチェーン基盤上に構築されており、以下のような強みを持っています:
- 実質無限のストレージ容量とミリ秒単位のデータ取得速度
- ユーザーデータの主権とプライバシー保護を重視
- AI、DePIN(分散型物理インフラ)、RWA(実世界資産)などのアプリケーションと高い親和性
- 独自のコンセンサスメカニズム(R²S)と高度な証明技術(PoDR²、PoIS、PReT、MDRC)によるセキュリティと信頼性の確保
- Substrateベースの設計により、Polkadot系プロジェクトとの高い互換性
CESSは「ただの分散ストレージ」ではなく、Web3版のAWS/Azureのような、他の分散型アプリケーションが乗る基盤レイヤーを目指しています。AIデータの安全な学習基盤としても活用が期待されており、フェデレーテッド・ラーニングを可能にするAI-LINKなど、次世代機能も順次展開予定です。
CESS Network の過去のマイルストーン
年 | 内容 |
---|---|
2019 | プロジェクト開始 |
2021 | Testnet v0.1 ローンチ |
2022 | DeOSS リリース、テストネット v0.6 まで実装 |
2023 | DeShareローンチ、Substrate Builders Program修了、証明技術実装 |
2024 | IEEE P3233 提案、統一ドキュメントリリース |
今後のロードマップ
- 2025: メインネットv1.0ローンチ予定(現在も段階的に展開中)。CD²NやAI-LINKなど主要コンポーネントの導入が進行中。
- 2026 Q3: Proxy Re-encryption Technology(PReT)を用いた高度なデータアクセスの実装
- 2026 Q4: IPFS互換性実現
- 2026 Q4: MDRCによるデータ所有権のトレーサビリティ
CESSは単なるストレージインフラではなく、Web3時代のAIやDePIN、実世界資産(RWA)などの領域と高い親和性を持つ中核的なレイヤーとして進化を続けています。
Interstellar Expedition エアドロップ参加方法

CESSは現在6月、Bitget Walletとの連携で「Interstellar Expedition」キャンペーンを開催中。
CESS Interstellar Exploration Program(探査計画)は、DeShareを活用したコミュニティ主導のインセンティブプログラムです。このキャンペーンでは、参加者が各種タスクを通じてポイントを貯め、最終的にそれが$CESSトークンとして報酬化される仕組みです。
プログラムは次の5つのステージで構成されています:
- Galactic Launch
- Civilization Resonance
- Stellar Exploration
- Interstellar Challenge
- New Era Dawn(※一部後半段階で実装予定)
また、Q&Aセクションでは以下のような注意点も示されています:
- CESSは、不正対策としてSybil・Bot対策や不正行為検出機能を導入しています。
- 同一人物による複数アカウント操作、虚偽行為、意図的な誘導操作が認められた場合は報酬対象外となる可能性があります。
- Daily Check-inはEVM上での署名を伴い、オンチェーンでの確認が必要です。
- 不正ファイルアップロード(ポルノ・政治的扇動・地域規制違反等)を防止するため、アップロードファイルにも審査と制限があります。
こうしたルールのもとで、公平かつ安全なコミュニティ報酬システムを構築しようとしている点も、プロジェクトとしての成熟度を感じさせるポイントです。
▶ 参加リンク
【公式ページ】
CESS Network Interstellar Expeditionに参加
【タスク一覧】
Stage 1: Galactic Launch
- CESS Network Website を訪問 (+10pt)
- CESS Docs を訪問 (+10pt)
- Xで@CESS_storage をフォロー (+30pt)
- Discord / Telegram / TikTok 参加 (+20pt前後)
Stage 2: Civilization Resonance
- 指定ポストのリツイート (+20pt/回)
Stage 3: Stellar Exploration
- DeShareでファイルアップロード (+20pt/30MBまで/1日)
- 友人招待 (+100pt/任意する方の登録)
Stage 4: Interstellar Challenge
- テストトークン($tCESS)取得 (+50pt)
- オンチェーンサインの実行 (+50pt)
筆者この部分がうまくいっていません。
【必要な準備】
- Bitget Wallet のインストール
- tCESS トークン取得用にウォレットアドレスを確認
- Bitget Wallet のアカウント画面のアドレスをコピー
※発見のフォーセットから取得可能です。
- Bitget Wallet のアカウント画面のアドレスをコピー
CESSのクイズ解答一覧
入手ポイントの大きいタスク「Quiz」の正解一覧はこちら♪
Trusted Execution Environment (TEE)
gateway
11
2021
Storage
Decentralized Object Storage Service
tCESS
Yes
Location-based storage selection
Retrieval
まとめ
CESSは単なるファイル保管ツールを超えた、Web3/データ/プライバシー/機械学習などと高度に連携する「ネクストジェネレーションレイヤー」です。
テストネットへの参加は、ただの体験にとどまらず、コミュニティへの早期参加者としての報酬を受け取るチャンスでもあります。
早期に参加し、予備をととのえ、未来のCESSネットワークでリーダーポジションを確立しましょう!
実際に筆者もこのキャンペーンに参加していますが、いくつか注意点があります:
- Bitget Walletのブラウザ拡張版がうまく動作せず、筆者はスマホアプリで参加しています。
- サイト上で「戻る」操作などを行うと、なぜか旧トップページに飛ばされる現象がありました。バグか仕様かは不明ですが、 エアドロップ参加ページはブックマークしておくことを推奨します。
- CESSのテストネット自体はすでに1年以上前から動いており、「今からでは遅いのでは?」と感じるかもしれません。 しかし、実際には何もコストをかけずに参加できる上、日々のログインや簡単なタスクだけでも報酬が期待できます。
今後もタスクやキャンペーンの追加が予想されるため、「とりあえず参加してみる」スタンスでも損はないはずです。